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エルニーニョ現象発生 夏の高温予想変わらず―気象庁

2023年06月09日15時54分

 気象庁は9日、太平洋赤道域東部(南米沖)の海面水温が平年を上回るエルニーニョ現象が春に発生したとみられると発表した。秋まで続く可能性が高いという。

ラニーニャ現象終息 日本で冬の低温要因―気象庁

 海面水温が平年を下回るラニーニャ現象が2月に終息した後も、水温が上昇し続ける形となった。
 過去の傾向でエルニーニョ現象が夏に起きている場合、西日本の平均気温が平年より低くなり、北・東日本で平年並みか低くなる。しかし、今年はラニーニャ現象終息から間もないことなどから、全国的に高温傾向と予想されており、エルニーニョ現象が発生しても変わらないという。
 エルニーニョ現象は異常気象の原因となることがある。5月時点では日本の天候への影響ははっきりせず、海外では中米から南米北部の高温に影響した可能性がある。

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