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米150社に記事使用料 地方の報道機関中心―グーグル

2023年06月09日14時20分

コンピューターに表示されたグーグルのロゴ(AFP時事)

コンピューターに表示されたグーグルのロゴ(AFP時事)

 【シリコンバレー時事】米グーグルは8日、同社ウェブサイトなどを通じて報道機関が編集・選定したニュースを配信できるサービス「グーグルニュースショーケース」を今夏、米国に広げると発表した。150社超が参加し、9割が地方のメディア。グーグルが報道機関に使用料を支払い、読者が一部有料記事を無料で閲覧できるようにする。

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 IT大手がサイトやSNSで記事を読めるようにしていることに対し、報道機関への適正な対価支払いを求める動きが世界的に拡大してきた。グーグルはこれを受け、2020年からショーケースを開始。21年には日本の40社以上も加わり、現在22カ国2300社超のメディアが参加しているという。
 グーグルはスマートフォンアプリ「グーグルニュース」について、地方メディアの記事掲載頻度を上げ、目立たせる仕組みも導入。テーマや地域に応じて記事を表示する「フォロー中」のタブで提供する。基本ソフト(OS)「アンドロイド」では近く、アップルの「iOS」では年内に始める。

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