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美浜1号機の廃炉作業公開 原子炉周辺を解体―関西電力

2023年06月08日19時49分

クレーンで搬出される未使用燃料体の保管容器=8日午後、福井県美浜町(代表撮影)

クレーンで搬出される未使用燃料体の保管容器=8日午後、福井県美浜町(代表撮影)

 関西電力は8日、廃炉作業中の美浜原発(福井県美浜町)1号機の原子炉周辺設備の解体作業を報道陣に公開した。この日は原子炉補助建屋内にある、未使用燃料体の保管容器を取り出す作業が公開された。

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 2017年度から始まった廃炉作業は4段階に分かれ、第1段階ではタービン建屋内のタービンや復水器など放射性物質を含まない設備の解体を実施。昨年4月から始まった第2段階では、水プールに保管されている使用済み燃料の搬出などを35年度まで行い、45年度までの廃炉を計画している。
 関電の担当者は「長期的な作業になるが、着実に安全に実行していきたい」と話した。

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