加藤組が混合複V 日本選手2大会連続―全仏テニス
2023年06月08日21時23分
【パリ時事】テニスの全仏オープン第12日は8日、パリのローランギャロスで行われ、混合ダブルス決勝で加藤未唯(ザイマックス)ティム・プッツ(ドイツ)組がビアンカ・アンドレースク(カナダ)マイケル・ビーナス(ニュージーランド)組に逆転勝ちし、優勝した。4―6、6―4からのマッチタイブレークを10―6で制した。優勝賞金は12万2000ユーロ(約1830万円)。
全仏の混合ダブルスで日本選手の優勝は2大会連続。昨年の前回大会はウェスレイ・コールホフ(オランダ)と組んだ柴原瑛菜(橋本総業)が頂点に立った。
加藤は今大会、アルディラ・スーチャディ(インドネシア)と組み女子ダブルスにも出場。4日の3回戦で加藤がポイント間に打った球がボールガールに直撃し、危険な行為と見なされて失格となった。
◇加藤未唯の略歴
加藤 未唯(かとう・みゆ)ザイマックス。8歳でテニスを始める。13年プロ転向。二宮真琴と組んで優勝した18年東レ・パンパシフィック・オープンなど女子ダブルス通算3勝。17年全豪オープンでは穂積絵莉との女子ダブルスで4強。右利き。156センチ。28歳。京都府出身。