スペイン「最も暑い春」記録 観測2番目に乾燥、農業に打撃
2023年06月08日07時54分
【マドリードAFP時事】スペイン気象庁は7日、今年3月から3カ月間の平均気温が平年を1.8度上回る14.2度で、過去60年余りの観測史上で最高を記録したと発表した。「これまで最高だった1997年を0.3度上回り、極めて暑い春だった」という。
また、降雨量も少なく、観測史上では95年に次ぎ2番目に乾燥した春だった。スペインは世界最大のオリーブオイル輸出国で、果物と野菜の生産量も欧州連合(EU)最大だが、少雨が長引けば、農業に打撃をもたらすことになる。