玩具にデジタルで新風 4年ぶり一般公開へ―東京おもちゃショー
2023年06月08日09時43分
玩具(がんぐ)の国内最大級の展示会「東京おもちゃショー」(日本玩具協会主催)が8日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。8、9両日は企業関係者の商談向けで、一般公開は10、11両日。コロナ禍で中止されていた一般公開は4年ぶり。デジタル技術で進化したロングセラーのおもちゃや新感覚の商品など、国内外約150社の約3万5000点が集結した。
バンダイは、1996年に発売したキャラクターを育てるおもちゃの最新版「Tamagotchi Uni(たまごっちユニ)」を出展。7月に世界35カ国・地域で同時発売する。Wi―Fi(ワイファイ)を初搭載しており、世界中の人が育てたたまごっちと仮想空間で交流できるという。
タカラトミーの「とびだせ!きゅーびっつ」もペットを育てている感覚を楽しめる。箱を開けるとキャラクターが浮き出しているように見え、指で触れることができる。