曽谷、堂々の初先発　プロ野球・オリックス

　オリックスのドラフト１位左腕、曽谷がプロ初先発で堂々の投球を見せた。序盤から１５０キロ前後の直球と切れのある変化球で巨人打線に立ち向かい、「いいボールもあったし、いい部分は出せた」。味方守備のミスなど不運な形で２点を失い、五回途中で降板。それでも、「実力だと思うので改善していきたい」と言い訳はしなかった。
　４月下旬に１軍に昇格して救援で３試合に登板。「技術にしろ、体力にしろ、まだまだな部分があった」と痛感した。約１カ月ぶりの１軍で成長した姿を見せ、中嶋監督は「磨かなきゃいけない部分も含め、いいものを見せてもらった」と評価した。