トルコリラ、７％急落　過去最安値、大統領選後に介入縮小か

　【イスタンブール時事】７日の外国為替市場では、トルコの通貨リラが対ドルで一時約７％急落し、１ドル＝２３リラ台と、過去最安値を更新した。トルコでは資産防衛を図る市民の外貨需要が根強く、リラは近年一貫して下落傾向にあるが、これほどの下落幅となったのは２０２１年１２月以来。

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　地元エコノミストによると、５月は外貨準備高の減少から当局が為替介入を行っていたとみられる。しかし、同月２８日の大統領選決選投票の後、介入規模は段階的に縮小され、通貨急落に影響したようだ。