製薬3社、NRX-101の開発・商品化に向けた提携を発表〔GNW〕
2023年06月07日15時42分
【グローブニューズワイヤ】多国籍製薬会社であるロータス・ファーマシューティカルズ、米国に拠点を置く非公開製薬会社のアルボジェン、および臨床段階のバイオ医薬品企業であるNRxファーマシューティカルズは5日、「自殺念慮」を伴う治療抵抗性双極性うつ病(S-TRBD)の治療薬であるNRX-101の開発と世界市場向けの商品化を目的としたグローバル提携契約を発表した。米国市場向けのNRX-101に関する契約条件に基づき、NRxは、S-TRBD患者を対象に進行中の第2b/3相臨床試験の結果が成功裏に得られ、米食品医薬品局(FDA)とのタイプB会議が完了した場合、頭金1000万ドルを受ける権利などがある。ロータスは、S-TRBD治療用のNRX-101の世界的権利を取得し、直接または同社の輸出部門を通じて、米国外の市場でのNRX-101の商品化を担当する。アルボジェンはアルマティカ(Almatica)レーベルを通じて米国市場でS-TRBD治療用のNRX-101を商品化する。
【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(1000823949)。