元副議長、起訴内容認める 藍住町学校給食巡り談合―徳島地裁
2023年06月07日11時01分
徳島県藍住町発注の学校給食を巡る官製談合事件で、官製談合防止法違反罪などに問われた元同町議会副議長、平石賢治被告(46)の初公判が7日、徳島地裁(高橋孝治裁判長)であった。平石被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。
共に起訴された元副町長の奥田浩志被告(65)ら2人は4月の初公判で起訴内容を認めている。
検察側冒頭陳述などによると、平石被告は高校の後輩に当たる食肉販売会社代表の藤原誠被告(45)から頼まれ、奥田被告から得た食材調達の他社情報を藤原被告に伝えたという。