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亀岡暴走事故の遺族に説明 記録廃棄で最高裁担当者―京都

2023年06月06日18時04分

最高裁の担当者から説明を受けた後、取材に応じる中江美則さん=6日午後、京都市

最高裁の担当者から説明を受けた後、取材に応じる中江美則さん=6日午後、京都市

 全国の裁判所で少年事件の記録などが廃棄されていた問題で、最高裁の担当者が6日、京都府亀岡市で2012年に起きた亀岡暴走事故の遺族と面会し、同事故の記録が廃棄された経緯などを説明した。事故では10人が死傷しており、遺族は「記録は亡き者の叫びだ」として再発防止を求めた。

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 説明を受けたのは、事故で娘の松村幸姫さん=当時(26)=を亡くした中江美則さん(59)。最高裁の担当者2人と京都家裁(京都市)で面会し、約1時間半にわたり説明を聞いた。
 終了後、取材に応じた中江さんによると、最高裁側は先月25日に公表した廃棄の経緯をまとめた報告書に基づき詳細を説明。謝罪の言葉もあったといい、「反省をして、深く受け止めていただいている」と話した。

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