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西武、新オーダーで集中打 三回に一挙4点―プロ野球

2023年06月05日22時47分

3回、適時打を放つ西武のマキノン=5日、横浜

3回、適時打を放つ西武のマキノン=5日、横浜

  • 3回、適時二塁打を放ち、喜ぶ西武の渡部=5日、横浜

 4点リードを八回だけでひっくり返されて痛い黒星を喫した翌日。西武は打線が三回に6安打の集中打を見せ、4点を先制した。今季のテーマに掲げる攻めの走塁もはまり、逃げ切り勝ち。松井監督は「きのうのきょうという意味では、きょうのゲームは非常に大きかった」と実感を込めた。
 3番として打線を支えてきた外崎を2番に据え、5月27日の1軍昇格後は4番を打ってきた渡部を5番で起用するなどした新オーダー。これがつながった。
 先頭の1番源田が中前打、外崎が二塁打でチャンスをつくり、鈴木の内野ゴロの間に先制。マキノンの左前打、渡部の二塁打が適時打となった。追い込まれながらも左翼線に運んだ渡部は「自分も後ろにつなぐ意識で打席に入った」。その後、若林との重盗が決まって4点目のホームを踏んだ。
 2点を加えた五回に、連日の2桁安打に到達。外崎は「内容はすごくいい。続けていけるようにしたい」と、チーム全体の攻撃に手応えを深める。5月下旬には1得点以下の試合が5試合も続くなど貧打や拙攻が深刻だった打線に、上向きの兆しがある。

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