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在日被爆者を韓国招待 尹大統領「近いうちに」

2023年06月05日17時11分

5日、韓国・仁川で催された在外同胞庁の発足式であいさつする尹錫悦大統領(韓国大統領府提供)

5日、韓国・仁川で催された在外同胞庁の発足式であいさつする尹錫悦大統領(韓国大統領府提供)

 【ソウル時事】韓国の尹錫悦大統領は5日、海外の韓国人らを支援する「在外同胞庁」の発足式で、在日韓国人被爆者を近く韓国に招待する考えを示した。5月に先進7カ国首脳会議(G7サミット)出席のため広島市を訪問した際、韓国大統領として初めて在日韓国人被爆者と面会。これまで政府の支援が不足していたと謝罪し、招待の意向を伝えていた。

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 在外同胞庁は、海外で暮らす約750万人の韓国人や韓国系の人々を支援する組織として創設された。尹氏は発足式で、5月の被爆者との面会に言及し「(原爆投下から)78年間、被爆者が苦痛と悲しみを経験した現場に、祖国が一緒にいることができなかった」と反省の気持ちを表明。「近いうちに被爆した同胞を招待して、少しでも慰めたい」と語った。

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