泉谷「決勝目指す」 世界選手権代表が会見―陸上
2023年06月05日15時47分
陸上の世界選手権(8月、ブダペスト)代表が5日、大阪市内で記者会見し、男子110メートル障害の日本記録保持者で3大会連続代表入りの泉谷駿介(住友電工)は「自分の力を出し切れるように、ファイナル(決勝)を目指して頑張りたい」と誓った。
泉谷は4日の日本選手権決勝で、自身が持っていた日本記録を13秒04に更新。これは今季世界2位に相当する好記録で、日本勢初の決勝進出も現実味を帯びる。「持ちタイムも自信につながる。自分の走りができたら」と語った。
同種目で日本選手権2位に入った高山峻野(ゼンリン)は2大会ぶり3度目の代表入り。「技術的に変えるところは特にない。これまで通りの調整をして挑んでいきたい」と冷静に話した。
日本選手権で3位以内の選手は、7月30日までに参加標準記録を突破すれば代表に決定。世界ランキングで出場権を獲得した選手らを含め、代表は8月上旬に出そろう予定。