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米首都上空でF16緊急発進 小型機侵入、山岳地帯に墜落

2023年06月05日11時09分

F16戦闘機=2006年1月、米南部サウスカロライナ州(米空軍が公開)(AFP時事)

F16戦闘機=2006年1月、米南部サウスカロライナ州(米空軍が公開)(AFP時事)

 【ワシントン・ロイター時事】米首都ワシントンの飛行制限区域に、4人が搭乗する小型飛行機が侵入し、米軍の複数のF16戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。その後、小型機はバージニア州の山岳地帯に墜落した。複数の当局者が4日、明らかにした。

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 F16の緊急発進で、ワシントン一帯では爆音が響いた。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は声明で、小型機の操縦士と連絡を取ろうとしたが無反応だったなどと説明。自動運転で飛行していたもようだ。当局者の一人は、墜落は戦闘機が引き起こしたものではないと強調した。
 連邦航空局(FAA)は声明で、小型機は南部テネシー州の空港をたち、ニューヨーク州ロングアイランドの空港に向かっていたと指摘した。航空機の航路を追跡できるウェブサイトによると、南部フロリダ州の企業が所有しており、この企業の経営者は自身の娘や孫らが搭乗していたとワシントン・ポスト紙に明らかにした。

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