世界選手権で五輪代表決定も　メダリストが標準記録突破で―陸上

　日本陸連は４日、大阪市内で理事会を開き、２０２４年パリ五輪のトラック・フィールド種目の代表選考基準を承認した。８月の世界選手権（ブダペスト）で、五輪代表が決まる可能性がある。
　今夏の世界選手権のメダリストが７月以降に五輪参加標準記録を突破すれば、代表に決定。入賞者（８位以内）が２４年１月（５０００メートルと１万メートルは２３年１１月）以降に標準記録をクリアした場合も代表となる。ともに各種目の日本人最上位が対象。２４年日本選手権を代表選考会とすることも決まった。
　リレー種目については、一定の記録などを満たした候補選手を指定して代表を選考する。男子４００メートルリレーの場合は、７月以降に１００メートルで１０秒０８、２００メートルで２０秒２６以内をマークした選手や、世界選手権の両種目の入賞者らが対象となる。