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DeNAバウアー、尻上がりの109球 98年Vユニホームで好投―プロ野球

2023年06月03日20時42分

好投したDeNA先発のバウアー=3日、横浜

好投したDeNA先発のバウアー=3日、横浜

 DeNAのバウアーが5月3日の来日初登板以来となる勝利。5試合目で最長の8回を2失点、毎回の10三振を奪い「一人一人集中して投げた」と手応えを語った。
 立ち上がりは不安定で、一回先頭から2者連続四球を与えて一、二塁。1死後、「一番大きかった」と振り返ったプレーが出た。内野手と連係し、飛び出した二塁走者を塁間でアウトに。この回を無失点で切り抜け、波に乗った。
 初白星を挙げた後は、高めに浮いた球を痛打される場面が目立ち、2連敗を喫するなど苦しんだ。この日は特に変化球の精度が高く、二回以降は本来のテンポの良い投球を取り戻して来日最多の109球。9連戦の初戦となったマウンドで中継ぎを温存できた意味も大きい。「3勝目まで1カ月待たせないように頑張りたい」と、冗談めかしながら一層の奮闘を期した。
 この日は1998年に日本一に輝いた横浜時代の復刻ユニホームを着用。野手陣も当時の「マシンガン打線」をほうふつとさせる集中打を見せた。「今年のユニホームも歴史に残るようなものになることを願っている」とバウアー。25年ぶりの栄冠に思いをはせた。

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