鹿島、審判委に抗議文　「個人の特定」を受け―Ｊ１

　Ｊ１鹿島は３日、日本サッカー協会の審判委員会に抗議文を提出したと発表した。鹿島の選手が第１３節の名古屋戦（５月１４日、国立競技場）で、得点後に主審をにらみ付けるような行為をしたことについて、扇谷健司審判委員長が２日に選手名を出して苦言を呈していた。鹿島は「（当該選手に）批判が集まる状況になっている。選手名が特定されていることを問題視している」などとした。

審判委員長「大きな問題」　鹿島・鈴木の行為に苦言―サッカー協会

　鹿島は当該選手に対して、名古屋戦の後に厳重注意をした。審判委から、クラブや本人へ直接の注意はこれまで受けていないという。