• ツイート
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

元横綱鶴竜「今度は恩返し」 引退披露に新大関霧島ら―大相撲

2023年06月03日19時31分

陸奥親方(右)に止めばさみを入れてもらう鶴竜=3日、東京・両国国技館(代表撮影)

陸奥親方(右)に止めばさみを入れてもらう鶴竜=3日、東京・両国国技館(代表撮影)

  • 太刀持ちに霧島(左)、露払いに正代(右)を従えて土俵入りを行う鶴竜=3日、東京・両国国技館(代表撮影)

 2021年3月に現役を退き、陸奥部屋付きの親方になった大相撲の元横綱鶴竜(37)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身=の引退披露大相撲が3日、東京・両国国技館で行われ、断髪式に元横綱の朝青龍、宮城野親方(元白鵬)ら約380人が参加した。

新大関「霧島」が誕生 師匠もしみじみ―大相撲

 師匠だった先代井筒親方(元関脇逆鉾)の死去に伴い、19年秋場所後に陸奥部屋に転属。断髪式では錣山親方(元関脇寺尾)から「(先代が)天国から見ている」と声を掛けられ、涙をこらえたという。師匠の陸奥親方(元大関霧島)に大いちょうを切り落とされ、「相撲のおかげできょうの自分がいる。今度は恩返しするのが私の役目」と語った。
 最後の横綱土俵入りでは、弟弟子として目をかけてきた霧馬山改め霧島が太刀持ちを務めた。新大関として花を添える約束を果たした霧島は「最高だった」と声を弾ませた。

関連記事

こんな記事も

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ