エルドアン氏、大統領就任宣誓　ＮＡＴＯ事務総長も式典出席―トルコ

　【イスタンブール時事】任期満了に伴う５月のトルコ大統領選挙で再選を果たしたレジェプ・タイップ・エルドアン大統領（６９）は３日、首都アンカラの国会で就任宣誓を行った。就任式典には北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）のストルテンベルグ事務総長も出席し、スウェーデンのＮＡＴＯ加盟を巡る協議も別途行われる見通しだ。

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　エルドアン氏は議場の壇上で「世俗主義の原則に従い、トルコ共和国の栄光と栄誉を守り、高めるため、全力を尽くすことを誓う」と述べた。
　エルドアン氏は２０１８年、憲法改正を経て権限が大幅に強化された「実権型大統領」に初めて就任。首相、憲法改正前の大統領時代を含めて２００３年から続く長期政権は、今回の選挙で改めて５年の任期を託され、内政・外交の総仕上げを進める。