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米3M、1.4兆円で和解へ 「永遠の化学物質」巡り暫定合意―報道

2023年06月03日06時19分

 【ニューヨーク時事】米ブルームバーグ通信が2日、関係筋の話として報じたところによると、米工業・事務製品大手スリーエム(3M)は、難分解性の化学物質である有機フッ素化合物(PFAS)で水質汚染を引き起こしたとして、多数の米自治体から訴えられていた訴訟で、少なくとも100億ドル(約1兆4000億円)を支払い和解することで暫定合意した。
 PFASは自然界で分解されにくいため、「永遠の化学物質」の名称で知られ、人体への蓄積による悪影響が指摘されている。3Mは昨年12月、2025年末までにPFASの製造を中止し、使用を打ち切ると発表している。

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