黒川「感情が邪魔した」 陸上日本選手権
2023年06月02日22時11分
男子400メートル障害の黒川は予選2組の最下位で敗退した。スタートからなかなか加速できず、最後は上半身が左右にぶれるような走りに。同組1着の選手から3秒以上遅れ、53秒15に終わった。「体(の状態)は上がってきていた。レースに対するいろいろな感情が邪魔をした」。大会3連覇や、世界選手権参加標準記録(48秒70)突破への重圧があり、力を発揮できなかったという。
2021年東京五輪や昨年の世界選手権にも出場した実力者。落胆した様子で、「(大学)4年間の集大成で(自分の走りを)表せなかった。パリ五輪に向けてつくり直したい」と話した。