WBCは「生涯忘れない」 栗山監督が退任会見―野球日本代表
2023年06月02日15時42分
今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で野球日本代表「侍ジャパン」を3大会ぶりの優勝に導き、5月末で退任した栗山英樹監督(62)が2日、東京都内で記者会見した。「充実した時間だった。あれだけ必死になる環境を与えてもらえて感謝している。一試合一試合に意味があり、生涯忘れることができない」と振り返った。
「感謝」繰り返した栗山氏 選手の献身的姿勢を強調―侍ジャパン
監督として一番大変だったのは、「日本球界の宝物を預かる責任が大きかったこと」という。誰にも相談できない立場に身を置き、優勝奪還が求められる重圧の中で支えとなったのが、「先人の書物や言葉」だったと明かした。
共に栄冠を勝ち取った選手に対しては、「これから何度会っても、『ありがとな』と言い続けると思う」と語った。