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明大、青学大が優勝狙う 5日から全日本大学野球

2023年06月02日14時26分

 第72回全日本大学野球選手権は5日に神宮球場と東京ドームで開幕する。明大(東京六)、青学大(東都)、東日本国際大(南東北)などシード5校を含む全国各連盟の代表27チームが出場し、大学日本一の座を争う。
 リーグ3連覇の明大は、昨年の大会は準々決勝で敗退した。新型コロナウイルスの影響で春先に満足に練習ができず息切れ。昨年と比べ、今年はけが人もなく万全で、田中監督は「今年は(リーグ戦前に)やりたいことができた。昨年は取っ替え引っ替えだったが、ある程度のメンバーが見えてきたのは大きい」。投打ともに控え選手が活躍する層の厚さも目を引き、リーグ戦ではやや不振だった遊撃手の宗山(3年、広陵)が復調すれば隙はない。
 青学大は常広(4年、大分舞鶴)ら投手陣の充実と合わせ、4番の西川(3年、龍谷大平安)を中心に切れ目のない打線が17年ぶりのリーグ制覇をもたらした。プロ野球のドラフトで上位指名候補の投手が多いリーグで、チーム打率は2割7分3厘。安藤監督はバントのサインをあまり出さなかった。「自信を持って送り出せる。『いけ』というふうにやらせてもらえるのは、彼らのおかげ」。振りの鋭さは敵将らも絶賛するほどで、初対戦の投手にも苦戦することはなさそうだ。
 福井工大(北陸)は最多44度目の出場。昨年4強の東日本国際大、速球派右腕の上田(4年、大商大)を擁する大商大(関西六)も上位をうかがう。

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