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世界最深の熱水活動痕跡 宮城県沖、水深5700メートル

2023年06月02日13時32分

 早稲田大や東北大、東京大などの研究チームは、宮城県沖の水深約5700メートルの深海底で、世界で最も深い熱水活動の痕跡を見つけたと発表した。熱水は海底火山などにより海底より下にある水が熱せられて噴出する現象だが、今回見つかったのは従来とは異なるタイプの火山によるものだという。論文は1日、英科学誌に掲載された。

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 早稲田大の浅見慶志朗講師、東北大の平野直人准教授らの研究チームは2018年、宮城県沖の日本海溝東側の水深約5700メートルの海底から岩石を採取。海底火山がない海域と考えられていたが、06年に平野准教授らが「プチスポット火山」と呼ばれる、直径1~2キロで従来型とタイプの異なる小規模な海底火山を発見。今回の採取地点の近くでも同様の火山を見つけていた。
 採取した岩石の詳細な化学分析などから、含まれる鉱物が熱水活動としては低温の150度未満の熱水との反応で生成されたと判明。プチスポット火山でも熱水活動が起きていることを初めて突き止めた。

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