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濃縮ウランの保有急増 イラン核開発で報告―IAEA

2023年06月01日08時38分

イラン国旗(手前)とウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部(EPA時事)

イラン国旗(手前)とウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部(EPA時事)

 【ウィーンAFP時事】国際原子力機関(IAEA)は31日までに、イランが核開発を引き続き加速させ、保有する濃縮ウランが最近数カ月で急増したとする報告をまとめた。3カ月ごとに作成される報告をAFP通信が入手した。

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 それによると、イランは2015年の核合意で上限とされた濃縮度3.67%を超えるウラン濃縮を継続。5月13日時点で4744.5キロを保有し、これは核合意で定めた上限の23倍以上に相当する。
 濃縮度20%のウラン保有量は推定470.9キロで、2月の前回報告時から36.2キロ増加。濃縮度60%のウランは114.1キロで、同26.6キロ増加した。

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