リトアニア共和国カウナス市との姉妹都市提携に取り組みます=神奈川県平塚市

 北欧のバルト海沿岸に位置するバルト三国の一つであるリトアニア共和国カウナス市との姉妹都市提携に取り組みます。

 本市は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会におけるホストタウン・共生社会ホストタウンとしてリトアニア共和国との交流を進める中で、同国のカウナス市と2018年に友好交流の覚書を締結したことを契機に、これまで教育分野を中心にさまざまな交流事業を実施してきました。

 そのような経緯を踏まえ、オンライン会議等で今後の交流に関する意見交換を重ねた結果、姉妹都市提携に向けて取り組んでいくことで両市が合意したものです。

提携予定時期
 
 令和5年度中

予算措置等

 令和5年6月市議会定例会に、提携に係る議案および関連予算を上程します。

提携による効果

 姉妹都市提携をすることにより、これまで積み重ねてきた教育交流のほか、さまざまな分野での交流・連携が一層推進され、「国際社会で活躍できる人材の育成」、「多様な交流事業の実施による各分野の活性化」、「多文化共生社会の実現に向けた市民意識の高まり」等の効果が見込まれます。

交流の推進

 令和5年1月に設立された市民交流組織の平塚・カウナス交流推進委員会を中心に、「教育」、「文化・スポーツ」、「経済」の3分野を柱としてさまざまな交流事業を実施します。

カウナス市の概要

 北欧のバルト海沿岸に位置するリトアニア共和国の第二の都市で、人口は約29万人です。かつては同国の臨時首都として日本領事館が置かれ、第2次世界大戦中に「命のビザ」を発給した杉原千畝氏が勤務していました。市中心部の旧市街には歴史的建造物が多く残り、美しい街並みが有名です。

(2023/05/31 10:34:07)

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