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不明隊員4人、死亡と判断 宮古警備隊長ら―陸自ヘリ事故

2023年05月31日19時23分

作業船によって引き揚げられたヘリコプターの機体=2日、沖縄県宮古島市・池間島沖

作業船によって引き揚げられたヘリコプターの機体=2日、沖縄県宮古島市・池間島沖

 沖縄・宮古島周辺で4月に起きた陸上自衛隊のヘリコプター事故で、陸自は31日、現在も不明となっている宮古警備隊長ら4人について、状況から死亡と判断したと発表した。搭乗していた10人全員が亡くなったことになり、陸自の事故で最も大きな被害となった。

〔写真特集〕陸上自衛隊ヘリが沖縄県宮古島周辺で行方不明

 陸自によると、死亡と判断されたのは宮古警備隊長だった伊與田雅一1等陸佐(53)、第8師団司令部の第3部長今井洋平1等陸佐(44)、伊東英一2等陸佐(47)、高本和尚陸曹長(42)の4人。
 ヘリは4月6日午後、宮古島北西の洋上でレーダーから消失。機体は水深106メートルの海底で見つかり、周辺から第8師団長(当時)の坂本雄一陸将ら6人の遺体が収容された。4人は見つかっていないが、機体が激しく損壊していたことや、4人を含む搭乗者の所持品が機体周辺で回収されたことなどから、陸自は生存可能性が低いと判断した。

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