高輪築堤跡、２７年度公開へ　最新技術で開業時再現―ＪＲ東

　ＪＲ東日本は３１日、日本初の鉄道路線の一部で国の史跡となった「高輪築堤」（東京都港区）の遺構について、開業時の状況を再現した上で、２０２７年度に現地公開すると発表した。仮想現実（ＶＲ）などの最先端技術を用い、鉄道が走っていた当時の景観を体感できる仕組みも導入する。

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　高輪築堤は１８７２年に新橋―横浜間で鉄道が開業した際、海上に線路を敷設する目的で造られた。「高輪ゲートウェイシティ」（２５年３月開業予定）の再開発工事で１９年に見つかり、これまでに全長約９００メートルが出土している。