牧原大、見せた対応力 復帰後3試合、全て安打―プロ野球・ソフトバンク
2023年05月30日22時56分
見慣れないセ・リーグの投手も苦にしない。ソフトバンクの牧原大が今季2度目の猛打賞。2打点を挙げ、交流戦の好発進に貢献した。
1打席目に中前打を放って先制点に絡むと、二回は2死一、三塁で右翼線への適時二塁打。四回は2番手の橋本から適時打を放ち、「気合一本。大きな追加点になってよかった」と振り返った。
27日に左脚のけがから復帰後、3試合全てで安打と打点をマーク。吉本打撃コーチは「どこに置いても対応できる選手。相手も嫌だと思う。打線は組みやすくなっている」と評価する。さまざまな守備位置を器用にこなせるという点でも、戦力に厚みが増したのは間違いない。
離脱した悔しさを胸に刻み、前へ進む。「WBCに行って、野球が改めて楽しいなと思っていた中でけがしてしまった。1カ月何の役にも立てなかったので、巻き返せるように頑張りたい」。昨季は打率3割8分3厘をマークした交流戦で、挽回を誓った。