タクシーに貨物、全国で可能に　物流事業者の負担軽減―国交省

　国土交通省は３０日、タクシーやトラックで乗客と荷物を同時に運ぶ「貨客混載」について、過疎地などに限定していた運用を見直し、全国どこでも認める方針を決めた。６月３０日から実施する。人手不足が深刻な物流事業者の負担軽減や地域交通網の維持を図る狙いがある。

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　現行では、人口３万人未満の市町村に限り、タクシーと貸し切りバス、トラックでの貨客混載を可能としていた。見直しにより、対象となる自治体と地元の交通、物流関係事業者が協議し、合意できれば、人口に関係なく全国で導入できるようになる。