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サニブラウン連覇なるか 女子100メートル障害は混戦―陸上日本選手権

2023年05月30日17時47分

世界陸上男子100メートル準決勝で力走するサニブラウン・ハキーム=2022年7月、米オレゴン州ユージン

世界陸上男子100メートル準決勝で力走するサニブラウン・ハキーム=2022年7月、米オレゴン州ユージン

  • 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ横浜に出場した男子3000メートル障害の三浦龍司(左)=5月21日、神奈川・日産スタジアム(AFP時事)
  • 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ横浜の女子1500メートルで力走する田中希実(左)=5月21日、神奈川・日産スタジアム
  • 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ横浜に出場した女子やり投げの北口榛花=5月21日、神奈川・日産スタジアム(AFP時事)

 陸上の日本選手権は6月1日から4日間、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われる。世界選手権(8月、ブダペスト)などの代表選考会を兼ね、各種目で3位以内に入り、参加標準記録を有効期間内にクリアした選手は代表入りが決まる。
 男子100メートルでは、サニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)が連覇に挑む。昨夏の世界選手権で日本人初の7位入賞を果たしたため、今夏の参加標準記録(10秒00)をクリアすれば代表に決まる。
 今季日本選手最高の10秒03をマークした桐生祥秀(日本生命)は負傷で欠場。日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)も不在となる中、有力な対抗馬は10秒02の自己ベストを持つ坂井隆一郎(大阪ガス)、米国に拠点を移した小池祐貴(住友電工)だろう。
 男子110メートル障害は、泉谷駿介(住友電工)と高山峻野(ゼンリン)が参加標準記録をクリア済み。泉谷が2年前に樹立した日本記録(13秒06)の更新も期待される。底上げが続く女子100メートル障害は混戦模様。12秒73の日本記録を持ち標準記録を突破している福部真子(日本建設工業)、日本歴代2位の12秒86で並ぶ寺田明日香(ジャパンクリエイト)と青木益未(七十七銀行)が中心の争いになりそうだ。
 男子3000メートル障害では、2021年東京五輪7位入賞で3連覇が懸かる三浦龍司(順大)の走りに注目。同5000メートルには、日本記録保持者で東京五輪マラソン6位入賞の大迫傑(ナイキ)が参戦する。遠藤日向(住友電工)の3連覇に待ったをかけるか。
 女子のやり投げで昨夏の世界選手権銅メダルの北口榛花(JAL)は今夏の代表に決まっており、3連覇と自身の日本記録(66メートル00)更新を狙う。田中希実(ニューバランス)は1500メートルの4連覇と、5000メートルとの2年連続2冠に挑む。

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