大関霧馬山、31日誕生 モンゴル出身6人目―大相撲
2023年05月30日15時29分
日本相撲協会は31日午前、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇霧馬山(27)=本名ビャンブチュルン・ハグワスレン、モンゴル出身、陸奥部屋=の大関昇進を正式に決める。その後、相撲協会の使者が東京都墨田区の陸奥部屋を訪れ昇進を伝える。
霧馬山は小結で迎えた1月の初場所で11勝と活躍し、新関脇で臨んだ春場所は12勝で初優勝。夏場所は終盤まで優勝争いに絡んで11勝とし、大関昇進の目安とされる三役での直近3場所合計33勝を上回る34勝を挙げた。
新大関誕生は昨年初場所後の御嶽海以来で、モンゴルからは朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士に続き6人目。元大関霧島が師匠の陸奥部屋からは初めてとなる。