期待の剛腕デビュー　米大リーグ・エンゼルス

　エンゼルスの大谷は無安打に終わった。第１打席は右膝下への死球で出塁したが、その後の４打席で音なし。ここ４試合で１６打数１安打と不調だ。

２９日の日本選手　米大リーグ

　ただ、チームは連敗を３で止めた。昨年のドラフトで入団し、２Ａから昇格したばかりのジョイスが１点リードの七回にメジャー初登板。１回を無失点で切り抜けた。テネシー大時代には最速１０５．５マイル（約１７０キロ）を計測した期待の剛球右腕。この日の最速は１０２．２マイル（約１６４キロ）だった。
　デビュー戦についてジョイスは「素晴らしい気分。想像していたよりも落ち着いていた。自分の力を信じてストライクゾーンに投げたのがよかった」と、声を弾ませた。（シカゴ時事）