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1.5億円脱税容疑で告発 都内の不動産売買会社―東京国税局

2023年05月30日11時35分

東京国税局=東京都中央区

東京国税局=東京都中央区

 確定申告が必要なことを認識しながら手続きを行わず、法人税など約1億5800万円を脱税したとして、東京国税局査察部が不動産取引を手掛ける「MATRIX」(東京都中央区)と同社の荒木襄治代表(78)を、法人税法違反容疑で東京地検に告発したことが関係者への取材で分かった。

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 関係者によると、MATRIXは新宿区内などにある土地を売却して多額の利益を得ていたが、荒木代表は2019年3月期の同社の所得約6億5500万円を申告しなかった。脱税で得た資金は同代表の借金返済などに充てられたとみられる。
 荒木代表は「事件屋」を自称し、土地を安値で買って転売する行為などを繰り返していたという。

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