ドローン攻撃続く　首都に弾道ミサイル―ウクライナ

　【ブリュッセル時事】ウクライナでは２９日もロシア軍による攻撃が続き、ウクライナ空軍は通信アプリ「テレグラム」で、巡航ミサイル３７発とドローン２９機を撃墜したと明らかにした。首都キーウ（キエフ）では２８日、侵攻開始後で最大規模のドローン攻撃があったばかりで、断続的な攻撃が加えられているもようだ。

【写真】キーウ上空で撃ち落とされるドローン

　ウクライナ側は、ドローンなどの撃墜で住宅に被害が出たものの、負傷者は確認されていないと説明した。
　ロイター通信によると、ウクライナ空軍報道官は地元テレビに対し、ロシア軍が２９日朝にも、キーウに向けて弾道ミサイルを発射したと明らかにした。「日中の攻撃はまれ」（英ＢＢＣ）という。ＡＦＰ通信は、少なくとも１０回の爆発音が聞こえたと伝えた。