照ノ富士の復活V評価 霧馬山に期待感―大相撲横審
2023年05月29日19時11分
大相撲の横綱審議委員会は29日、東京・両国国技館で夏場所後の定例会合を開き、4場所連続の休場明けで、6場所ぶり8度目の優勝を遂げた横綱照ノ富士を称賛する声が上がった。
照ノ富士は、千秋楽を待たずに賜杯獲得を決めて14勝1敗。山内昌之委員長は「横綱としての責任と存在感の大きさを示した。全ての力士の模範だ」と述べた。
山内委員長は11勝を挙げて大関昇進を確実にした霧馬山について、「横綱へと挑んでほしい」と期待。豊昇龍、大栄翔、若元春の3関脇が7月の名古屋場所で大関昇進を懸けることになり、「闘争心を発揮してほしい」と願った。