ハリマ大統領、再選目指さず　シンガポール

　【シンガポール時事】シンガポールのハリマ・ヤコブ大統領（６８）は２９日、次期大統領選挙に出馬しない意向を表明した。９月１３日に６年の任期が満了するのを前に、自身のフェイスブックに「熟慮した結果、不出馬を決めた」と記した。

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　２０１７年の前回大統領選は、５期連続で大統領を出していないマレー系国民のみ出馬できるとの条件付きで実施され、無投票で当選したハリマ氏が初の女性大統領となった。次期大統領選にはすべての民族から出馬でき、これまで出馬を正式に表明した候補者はいない。
　シンガポールの大統領は政治的実権が限られ、象徴的な存在。