報道統制廃止の方針表明　「メディア評議会」設置へ―マレーシア

　【イポー（マレーシア）時事】マレーシアのファジル・デジタル通信相は２８日、報道統制の廃止に向け、政府が報道機関と調整を始める方針だと明らかにした。西部ペラ州イポーで開かれた報道関連の式典で表明した。

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　協議の場として「メディア評議会」を設置し、統制の根拠となっている印刷・出版法や扇動防止法などの改正や廃止について話し合うことを検討している。式典で演説したアンワル首相も「異なる意見の表明は、憲法の範囲内で許容されるべきだ」と述べた。