• ツイート
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

ウクライナ選手、再び握手拒否 ベラルーシのサバレンカと―全仏テニス

2023年05月28日22時00分

女子シングルス1回戦の試合後、サバレンカ(奥)と握手せず引き揚げるコスチュク(手前)=28日、パリ(EPA時事)

女子シングルス1回戦の試合後、サバレンカ(奥)と握手せず引き揚げるコスチュク(手前)=28日、パリ(EPA時事)

 ウクライナのコスチュクは、母国を侵攻するロシアの同盟国ベラルーシ出身のサバレンカにストレートで敗れた後、握手を拒否した。審判と握手を交わし、サバレンカとは目を合わせずに会場を後にした。場内にはブーイングも起こった。
 試合後、サバレンカは「ロシア選手もベラルーシ選手も、世界の誰も戦争を支持しない。なぜ握手をしないのか理解できる」と語り、コスチュクはブーイングについて、「10年後、戦争が終わった時に彼らの反応を見てみたい。自分たちが何をしたのか気付くと思う」と語った。
 コスチュクは昨年の全米オープンでも、シングルス2回戦でベラルーシ出身のビクトリア・アザレンカに屈した後に握手をせず、代わりにラケットを軽くぶつけ合った。ベラルーシ選手は国を代表しない「中立」の立場で参加している。(パリ時事)

関連記事

こんな記事も

スポーツ総合

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ