• ツイート
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

「チームの一人としてうれしい」 帰国の坂元さん、是枝監督にメール

2023年05月28日11時51分

カンヌ国際映画祭で、脚本賞の坂元裕二さんに代わりスピーチをする是枝裕和監督(左)=27日、フランス・カンヌ(AFP時事)

カンヌ国際映画祭で、脚本賞の坂元裕二さんに代わりスピーチをする是枝裕和監督(左)=27日、フランス・カンヌ(AFP時事)

  • カンヌ国際映画祭で、写真撮影に応じる「怪物」の脚本の坂元裕二さん(左端)、是枝裕和監督(右から3人目)と出演者ら=18日、フランス・カンヌ(EPA時事)
  • 【図解】是枝監督の主な映画作品

 【カンヌ時事】一足先に帰国した坂元裕二さんの名前が、授賞式の会場に響き渡った。カンヌ国際映画祭、コンペ部門で脚本賞。客席で見守っていた是枝裕和監督と出演者の安藤サクラさんは抱き合って喜び、坂元さんに代わって大きな拍手を浴びた。是枝監督には坂元さんから「チームの一人としてうれしい。感謝します」とメールが届いたという。

役所広司さん男優賞 日本人2人目、カンヌ映画祭―坂元裕二さん、是枝作品で脚本賞

 授賞式後の記者会見に代理で臨んだ是枝監督は、脚本賞について「本当に素晴らしい評価だ」とたたえた。取材に「いいバランスで脚本とのタッグが組めた」と振り返った。
 「怪物」は17日に公式上映され、坂元さんも出席。9分半にわたり、観客から拍手を浴びた感激を「胸が震えるような思い」と表現し、「できるだけうそのない物語、一人ひとりがちゃんと生きている物語を作ろうと心掛けた」と話していた。

関連記事

こんな記事も

社会

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ