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日本、悔い残す試合運び システム変更で暗転―U20W杯サッカー

2023年05月28日10時22分

イスラエル選手と競り合う日本の松木(中央)=27日、アルゼンチン・メンドサ(AFP時事)

イスラエル選手と競り合う日本の松木(中央)=27日、アルゼンチン・メンドサ(AFP時事)

 勝てば無条件で突破、最悪引き分けでもよかった状況で、日本は2試合連続の逆転負け。16強入りの道は残ったが、厳しい状況に追い込まれた。

日本、イスラエルに逆転負け C組3位で決勝T望み―サッカーU20W杯

 冨樫監督が「我慢比べ」とにらんだ一戦。前半終了間際に、坂本が先制点を挙げるまでは理想的な展開だった。だが、後半早々の3バック変更によって暗転。ブロックを敷いたもののプレスが緩くなり、イスラエルにボールを持たれた。1点を守り抜くのか、追加点を奪いにいくのか、4バックに戻した後も曖昧なまま時間が過ぎていった。
 皮肉にも失点はイスラエルが退場者を出して10人になってから。しかも、同じように押し込まれる形で奪われたその2点は、ラインを押し上げていれば、オフサイドにできたはず。指揮官は「自分のマネジメントに悔いが残る」とこぼした。
 10人になってもゴールへ向かい続けたイスラエルと、終盤のパワープレーも中途半端に終わった日本。球際の迫力でも押された。「世界との差を見せられたかなという試合だった」。日本の現状を示す松木主将の言葉が重く響いた。(メンドサ時事)

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