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ジョコビッチ「私の一部も去る」 ナダル来季引退の意向受け―男子テニス

2023年05月28日08時26分

開幕を翌日に控え、観客の前に現れて手を振るジョコビッチ(手前)=27日、パリ(AFP時事)

開幕を翌日に控え、観客の前に現れて手を振るジョコビッチ(手前)=27日、パリ(AFP時事)

 【パリ時事】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が27日、ラファエル・ナダル(スペイン)が来季限りで現役を退く意向を示したことを受け、「私の一部も彼とともに去って行くと感じた。少し感情を動かされた」と心境を述べた。ともに男子シングルスで四大大会最多の通算22勝を誇る。
 全仏オープンの開幕を翌日に控え、パリのローランギャロスで記者会見した。最多14度優勝のナダルは股関節の故障で欠場。前年の準々決勝でナダルに敗れたジョコビッチは「正直、ローランギャロスの組み合わせで彼を見るのは好きではない。特にここで彼と対戦するのがどれだけ難しいか分かっている」。「赤土の王者」と称されるナダルの強さを表現した。 
 昨年引退したロジャー・フェデラー氏(スイス)と合わせて「ビッグ3」と呼ばれ、長年テニス界をけん引してきた。「彼(ナダル)は選手としての私に最も影響を与えた人物の一人だ」と数々の名勝負を演じてきたライバル関係を振り返り、「自分のキャリア、いつまでプレーするかについて考えさせられた」と感傷に浸った。

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