韓国国産ロケット、3回目の打ち上げ 延期の翌日

2023年05月26日17時04分

【ソウルAFP=時事】韓国は25日、国産ロケット「ヌリ号」を打ち上げた。当初は前日に予定されていたが、技術的な問題で延期されていた。(写真は韓国・高興郡の羅老宇宙センターから打ち上げられた国産ロケット「ヌリ号」。航空宇宙研究院提供)
 今回は「ヌリ号」の3回目の打ち上げとなった。2021年には失敗したが、22年には人工衛星の軌道投入に成功していた。
 打ち上げは当初24日に予定されていたが、コンピューター通信に問題があり延期されていた。問題は翌日までには解消した。
 羅老宇宙センターから打ち上げられたヌリ号は3段式ロケットで、全長は47メートル、重量は200トン。
 政府の公式配信の司会は「正常に飛行中」と述べた。配信によると、ヌリ号に積まれていた人工衛星8機は無事に切り離された。
 韓国は2032年までに月面着陸を行い、45年までには火星着陸を目指すなど、野心的な宇宙開発計画を発表している。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

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