ダイハツ、14.7万台リコール 「ハイゼット」などエンスト恐れ―国交省
2023年05月26日16時48分
ダイハツ工業は26日、走行中にエンストする恐れがあるとして、軽貨物車「ハイゼットトラック」や軽乗用車「ムーヴ」など軽自動車18車種、計14万7042台(2019年5~9月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。計147件の不具合が報告され、事故は発生していない。
他の対象車種は「キャスト」「ミライース」「タント」などのほか、OEM(相手先ブランドによる生産)供給したトヨタ自動車「ピクシスジョイ」、SUBARU(スバル)「ステラ」など。
国交省によると、燃料ポンプ内の羽根車の樹脂密度の不足により、燃料が染み込んで変形し、他の部品と接触。作動不良で走行中にエンストする可能性があるという。