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IPEF、供給網での合意焦点 閣僚会合、27日開幕

2023年05月26日20時31分

【図解】インド太平洋経済枠組み(IPEF)参加14カ国

【図解】インド太平洋経済枠組み(IPEF)参加14カ国

 【デトロイト時事】バイデン米政権が主導する経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の閣僚級会合が27日午前(日本時間夜)、米ミシガン州デトロイトで開幕する。4分野のルール作りのうち、交渉が最も進んでいる「サプライチェーン(供給網)」で合意できるかどうかが焦点。半導体や鉱物資源など重要物資の安定調達に向け、経済的威圧を強める中国からの依存低減を目指す。

インド太平洋経済枠組み(IPEF)とは

 具体的な成果が出れば今回が初めてとなり、大きな節目を迎える。日本から出席する西村康稔経済産業相は「一定の成果を挙げたい」と強調。日本政府関係者は「合意に近づいている」と手応えを示す。
 IPEFでは、台湾有事などの地政学リスクで供給網が寸断する事態をにらみ、重要物資を互いに融通し合う仕組みの構築を目指す。対中依存度も引き下げ、経済安全保障を強化する。

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