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ロシアから移住、30年間で最多 「ウクライナ戦争影響」―フィンランド

2023年05月26日14時03分

フィンランドの対ロシア国境にある検閲所=4月14日、南東部イマトラ(AFP時事)

フィンランドの対ロシア国境にある検閲所=4月14日、南東部イマトラ(AFP時事)

 【ヘルシンキAFP時事】ロシアから西隣のフィンランドに移住したロシア人が昨年は合計6003人に上り、過去30年で最多となったことが分かった。移住者は国別で見るとロシア人が最多で、フィンランド当局は昨年2月のロシアのウクライナ侵攻が数を押し上げた要因とみている。

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 フィンランド入国管理当局の24日の発表によると、同国への移住者は近年、年間平均2万9000~3万6000人で推移していたが、昨年は約5万人に増加した。ロシアからの移住者は1990年代初頭以降、3100人未満が続いていた。
 入管当局高官は移住者の増加について「ロシアが多くの要因を占め、もちろんウクライナ戦争が関連している」と語った。多くのロシア人が亡命希望者として入国。「仕事上の理由」という人も多いという。

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