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NY円下落、140円台 半年ぶり、追加利上げ観測で

2023年05月26日07時09分

 【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク外国為替市場では、米利上げ観測の高まりを受けて円売り・ドル買いが加速し、円相場は約半年ぶりに1ドル=140円台に下落した。午後5時現在は140円00~10銭と、前日午後5時比57銭の円安・ドル高。

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 この日発表された米国の新規失業保険申請件数は市場予想を下回り、1~3月期の実質GDP(国内総生産)改定値も上方修正された。いずれも雇用や景気の底堅さを示したことで、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ予想を高め、ドルが買われた。
 一方、「日銀による金融緩和政策修正への期待が薄れてきている」(日系大手証券)ことから、円売りの流れは継続。米債務上限問題を巡る協議の難航はドル安要因だが、市場参加者の懸念は限定的とみられている。

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