米極右指導者に禁錮18年 議会襲撃を扇動―地裁判決
2023年05月26日05時33分
【ワシントン時事】2021年1月の米連邦議会襲撃事件で、ワシントンの連邦地裁は25日、扇動共謀罪に問われた極右団体「オースキーパーズ」創設者のスチュワート・ローズ被告に禁錮18年を言い渡した。議会襲撃事件に関連して下されたこれまでの判決で最も重い量刑となった。米メディアが報じた。
ローズ被告は、バイデン大統領がトランプ前大統領に勝利した20年大統領選の結果を覆すため、議会を襲撃するよう扇動したとされる。検察側は禁錮25年を求刑していた。
オースキーパーズはローズ被告が09年に設立した反政府武装組織。別の極右団体「プラウドボーイズ」などと共に議会襲撃を主導したとされる。