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H2A再開、8月目指す H3失敗で、共通部品など対策―JAXA

2023年05月25日17時40分

鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aロケット46号機=1月26日

鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aロケット46号機=1月26日

 新型ロケット「H3」1号機の失敗を受け、打ち上げを中止している現行のH2Aロケットについて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、失敗の原因と考えられる部品のうち、H2Aと共通のものへの対策の見通しがついたとして、早ければ8月の打ち上げ再開を目指す方針を明らかにした。同日開かれた文部科学省の有識者検討会に報告した。

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 H3・1号機は今年3月、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられたが、2段式ロケットの第2段エンジンで制御機器が過電流を検知して電源を遮断。エンジンは着火されず、打ち上げに失敗した。
 その後の調査で、第2段エンジン内の機器でショートか漏電が起きた可能性が高いことが判明。JAXAは、共通する部品が多いH2Aロケットについても、打ち上げを中止した。

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